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運命の出会いに迷いなし! 10回のデートで結婚へ

出会ってからプロポーズまでの理想的な期間は人それぞれですが、運命のお相手と出会えた時、すべてが自然に進んでいくことがあります。今回の主人公は、10回のデートで結婚を決めた20代のふたり。大切なのは、心が求めるご縁を信じることかもしれない、と感じさせてくれるふたりのステキなストーリーです。

出会ったお二人のプロフィール

雅也さん

雅也さんは大学院卒業後に就職し、社会人3年目。結婚願望はあったものの今すぐ結婚という気持ちではなかったが、周りの友人や兄の結婚の報告を受けて、自身の結婚について真剣に考え始めた。あえて30代になるまで時間を置くメリットってあるのかな? と考え、20代のうちに婚活を始めようと決意。どうせ婚活をするなら、効率的に結婚願望のある人と出会いたいと考え、27歳でオーネットに入会した。

千夏さん

25歳になり、そろそろ結婚を考えられる人と出会いたかった千夏さん。職場では出会いもなく、周りの友人から聞くマッチングアプリの印象はあまり良くなかったため、アプリには手を出せずにいた。利用している友人がいたため結婚相談所への抵抗はなく、会員数の多いオーネットなら同年代で結婚を視野に入れているお相手と出会えるかもしれないと思い入会を決めた。

掲載されているお名前はいずれも仮名、年齢は取材時点のもの、都道府県名はオーネットに在籍されていた時の居住地です

初めて会ったのに、自然体でいられる不思議

恋愛経験がなく、そもそも恋愛自体が得意ではないという雅也さんだったが、「やるからには本気でやる」との気持ちで、入会後は積極的にお申し込みを進めた。その時開いた「お話し掲示板」の中の1人が千夏さんだった。

雅也さんが入会したころ、千夏さんはすでに2カ月ほど活動をしていた。イベントに参加したり、積極的に活動はしていたものの、活動に疲れ「本当にここで、この先もずっと一緒にいたいと思えるお相手に出会えるんだろうか……」と活動のモチベーションが落ちてきてしまっていたところだった。
担当アドバイザーに、「もう疲れてしまったので、退会も考えています」と相談し、「お盆明けに新しい方も増えるタイミングだし、もう少しだけ頑張ってみてほしい」と励まされたところだったという。その2日後、入会直後の雅也さんからオーネットパス*経由でお申し込みが来た。
*店舗で行う写真検索サービス(2024年10月10日以前のご契約プランのみ)

なんとなく直感的に気になり、この人で最後にしようという気持ちでOKをしたという千夏さん。雅也さんのプロフィールから読み取れる共通点は、スポーツが好きなことしかなかったので、もしこれが入会直後だったら掲示板を開設していなかったという。

2024年8月、ふたりの掲示板が開設された。お相手からの返信にあまり時間がかかると、気持ちが離れて行ってしまうタイプだという雅也さん。千夏さんとの掲示板でのやりとりについては、LINEくらいの早いテンポでできたので一番楽しかったという。ただ、その分話題がすぐに尽きてしまう予感がして早めに初顔合わせに誘うことにした。

雅也さんは、入会後初めて(そして唯一)初顔合わせをしたのが千夏さんだった。ふたりの初顔合わせは、掲示板開設の2週間後の2024年9月。名古屋駅で待ち合わせをして、歩いてカフェに向かった。

千夏さんは、一緒に暮らしている母親に「もうこれで最後にするから」と言って家を出てきたという。あまり期待し過ぎずに初顔合わせに向かった千夏さんだったが、その期待はいい意味で裏切られることになった。雅也さんに会ったその日に「今まで会った人と違うかもしれない」と感じたという。
「まず、私は体格がいい人が好きなので、写真では分からなかった体格がお会いして初めて分かり、好印象でした。あと、話すテンポ感や、隣を歩く時の感覚など、初めて会った感じがしなかったというか……自分が自然体でいられる感覚がありました。家に帰って母に『今日の方との初顔合わせはすごく楽しかった!』と伝えたのを覚えています」と千夏さん。

一方、雅也さんは、初顔合わせが初めてということもあり、お相手があまり話してくれなかった場合のことなども想定して臨んでいた。でも、実際に千夏さんに会ってみると、積極的に自分の家族の話をしてくれるなど、とても楽しそうな様子だったので、雅也さんもリラックスして自然体で楽しめたという。
「昔やったことのあるマッチングアプリで、初めての方とお会いしたことがあったんですが、その時はとても疲れてしまったので、初めから自然体でいられたのが自分でも不思議でした」と雅也さん。

お互いに初対面から“自然体でいられる”ことを実感したふたり。初顔合わせ当日の夜には、掲示板でLINEの連絡先を交換し、2回目のデートの約束をした。

アトラクションよりドキドキした告白の瞬間

2回目のデートは、その2週間後となる9月末。千夏さんが大好きだという名古屋港にある水族館に行くことになった。「水族館はあまり行ったことがないので、その楽しみ方を教えてほしい」という雅也さんに、千夏さんは、お気に入りのスポットやその魅力を熱弁した。
そんな千夏さんのプレゼンのかいもあり、とても楽しんだ様子の雅也さんを見て千夏さんは「水族館の中でも特にお気に入りのスポットを、私より楽しんでくれている様子がうれしくて……。自分の好きなものに共感してくれるところがいいなと感じました」と振り返る。

雅也さんもこの2回目のデートについて、「もちろん水族館もすごく楽しめたんですが、ショーの待ち時間などにたわいない話をしている時間もすごく楽しくて。今振り返ってみると、彼女と過ごした時間だったから水族館も楽しかったんだと思います」と話す。

約5時間という長い時間を一緒に過ごしたふたり。雅也さんが千夏さんに「距離感が出ちゃうから、敬語でなくていいよ」と伝えたことも相まって、ふたりの心の距離が少し縮まった1日デートになった。

その日の夕方、帰宅後に雅也さんがこの日のデート中に話題に出ていた遊園地に千夏さんを誘った。千夏さんのOKがもらえたところで、雅也さんは次回、3回目のデートで告白する決意を固めた。

約束の日は2回目のデートから1週間後。雅也さんが千夏さんの家まで車で迎えに行き、遊園地へ向かった。アトラクションが好きなふたりは、人気の絶叫系アトラクションの長蛇の列にも並んだという。
「遊園地自体は楽しみでした。でも、あまり親しくない段階で行くと、待ち時間に話すことがなくなってしまったりしてうまくいかないというジンクスを聞いたので、少し不安だったんです。でも、終始楽しかったです」と千夏さん。

一方、デートの終盤で告白をしようと思っていた雅也さん。時間が過ぎるほどに緊張していったという。「告白のことでドキドキして頭がいっぱいで、アトラクションは全く怖くありませんでした(笑)」と振り返る。
そして、遊園地の帰り、千夏さんを車で自宅まで送り届け別れる寸前に、雅也さんから「良かったら、付き合ってください」と告白をした。
この日の遊園地デートを通して心がすでに決まっていたという千夏さんは、即答で「はい、お願いします!」と答え、ふたりは初顔合わせを含め、3回目のデートで付き合うことになった。

2025年2月 いちご狩りの写真

ひとり暮らしのはずが、ふたりの新居探しへ

お付き合いを始めた翌月10月。実家暮らしだった雅也さんは、ひとり暮らしを検討していた。次のデートでその物件探しに付き合ってほしいと千夏さんを誘った。
物件を一緒に見に行った際、会話の中で「ゆくゆくは同棲もしたい」という話をしたところ、千夏さんからも前向きな反応が返ってきた。そこからは急展開で、雅也さんの「ひとり暮らしの物件探し」は「ふたりの同棲物件探し」に変わった。
同棲するなら、両親にあいさつを……ということで、6回目のデートでは、まず雅也さんのご両親に会いに行くことになった。
「どんなご両親なのか、受け入れてもらえるか、とにかく不安だったんですが、自分の家族とも雰囲気や空気感が近くて、とても優しくしてもらえて安心しました」と千夏さん。

あいさつを終えたこの日の午後、愛知にある牧場に向かった。雅也さんが出張などで忙しかったこともあり、付き合ってから本格的なデートらしいデートはこの日が初めてだったという。
牧場で、動物と直接触れ合えるエリアがあり、そこで動物と触れ合っていたふたり。その時、エリア内にいたダチョウが急に何かに驚いて走り出したという。恐怖を感じた千夏さんが雅也さんの手に偶然触れたのをきっかけに、雅也さんが千夏さんの手を取り、ふたりは手をつないだ。
「手をつなぎたいな……と思っていたんですが、アクシデント的な感じでつなげました(笑)」と千夏さん。両親へのあいさつも終わり、手もつなげた。ふたりの距離がグッと近づいた、そんな思い出深い1日デートとなった。

それからも、ふたりは順調にお付き合いを重ねた。
「付き合う前から優しい人だなと思っていたのですが、付き合ってからさらにいろんな一面を見て、意外と頼りがいがあり包容力のある人だと分かり、もっと千夏さんのことを好きになりました」という雅也さん。「この人を幸せにしたい」と心が決まっていった。

11月初めには岐阜県の高山に旅行に行った。その時には、心がすでに決まっていた雅也さん。千夏さんがいつごろまでに結婚したいと思っているか知りたかったため、半分プロポーズのような「もう千夏さん以外は考えられないと思っている」という趣旨のことを伝えた。千夏さんの反応次第では、ゆっくり待つつもりでいた雅也さんだったが、その反応は意外なものだった。
千夏さんからは「雅也さんが決めた時にいつでも」という返事が返ってきたという。10回も会っていないうちに結婚を決めるという、自分でも早すぎると思われる決断に戸惑っていた雅也さんだったが、自分と同じ温度感でいてくれている千夏さんの返答を受けて、1週間後にはプロポーズをしようと決意した。

2024年10月 牧場で初めて撮ったツーショット

想定外のプロポーズ! 駐車場で生まれた感動の瞬間

その旅行から1週間後、ふたりは紅葉が有名な香嵐渓に行く10回目のデートの約束をしていた。雅也さんはその日にプロポーズをするため、車のトランクにバラの花束を用意した。香嵐渓に着いてからプロポーズをする予定だったが、少しフライングして香嵐渓に行く前にお昼ご飯を食べたレストランの駐車場でプロポーズをしてしまった。
その理由について雅也さんは「朝から緊張し過ぎて、ずっと会話が上の空になってしまい、これでは雰囲気が悪くなってしまうと思い、想定とは違うシチュエーションの駐車場でしたが言いました(笑)」と振り返る。
バラの花束を渡しながら「これからも一緒に居てくれますか? 返事はすぐじゃなくていいです。ゆっくり考えてください」と付け加えた雅也さんに対し「いえ、よろしくお願いします」と千夏さんが即答した。

車で迎えに来てくれた時点からなんか元気がない感じがして、疲れているのかな? と不思議に思っていたという千夏さんだったが、まさか今日がプロポーズの日になるとは想像していなかった。
「バラの花束を見た瞬間にびっくりして、うれしくて泣いてしまいました。あと、香嵐渓まで待てなくて、シチュエーションが駐車場だったというところも含めて、彼らしくて愛おしいと思いました。完璧過ぎなくてよかったかもしれません(笑)」と千夏さん。

プロポーズから数日後、もともと予定していた千夏さんのご両親への「同棲のあいさつ」を急遽「結婚のあいさつ」に変更して会いに行き、12月に晴れてふたりは入籍した。同月、新居に引っ越してふたりで新生活を始めた。結婚式は2025年の年末に予定している。

責任感が強く、仕事も自分のためより家族や仲間のためと思える方が頑張れるという、家族思い・仲間思いな雅也さん。言葉にしてちゃんと愛情を伝えることができる優しい千夏さん。
そんなふたりがこれから築いていく家族は、きっと愛情深い温かい家庭になるだろうと感じとることができた。

たった10回のデートで結婚を決めたふたり。しかし、それは焦りやプレッシャーからではなく、ごく自然な気持ちの流れだった。もともと結婚への思いが強いふたりが出会ったからこそ、お互いを知り、心を通わせるうちに、迷いなく未来を描くことができたのだろう。理想のお相手に巡り合えた時、話は驚くほどスムーズに進むもの。ふたりのストーリーは、そんな出会いの奇跡を感じさせてくれた。

2024年11月 プロポーズ後の香嵐渓で撮った写真

アドバイザーメッセージ

行動することで未来は変わります!

千夏さんに初めてお会いした時、飛びきりの笑顔で周囲をパッと明るくする魅力的な方だと感じました。そして、活動を始めた際には「自分磨きサービス」を利用し、「イベント」にも参加され、積極的にご縁を探されていました。
思うような成果が出ず、気持ちが沈んでしまった時期もありましたが、状況をしっかり報告してくださることで、的確なアドバイスをお伝えすることができました。アドバイスをすぐに受け入れ、行動できる彼女の素直さと行動力が、ご縁を引き寄せた最大の要因だと思います。
ご縁はタイミングが大切です。今この瞬間の行動が、未来のすてきな出会いにつながります。もし、悩んでしまった時は、ぜひアドバイザーに相談してください。未来への一歩を踏み出すお手伝いをさせていただきます。(名古屋店アドバイザー)

記事内には取材カップルからご提供いただいた写真が含まれています。また、コメントを掲載しているアドバイザーの所属店舗は会員さまの活動当時のものです

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