晃さん
30代になり、そろそろ結婚を……と考えていた晃さん。職場は男性ばかりで出会いがなく、アプリでの婚活には不安があり踏み出せずにいた。ちょうどその頃、会社の同僚が結婚相談所で出会って結婚して幸せそうにしていたこともあり、結婚相談所での婚活に興味を持ち、オーネットに入会した。晃さんが32歳の時だった。
婚活をしているとよく耳にする「タイミングが大事」という言葉。いくら条件や価値観の合う人同士でも、タイミングが合わなければ出会えない。また、出会えたとしても結婚への決意のタイミングが合わなければすれ違ってしまうもの。偶然とも、運命ともとらえられる“タイミング”。今回はまさに「タイミングは偶然ではなく運命で、その運命を招きよせるのはその人の行動力」ということを感じ取ることができるストーリー。出会って3カ月で成婚退会したふたりの軌跡とは?
30代になり、そろそろ結婚を……と考えていた晃さん。職場は男性ばかりで出会いがなく、アプリでの婚活には不安があり踏み出せずにいた。ちょうどその頃、会社の同僚が結婚相談所で出会って結婚して幸せそうにしていたこともあり、結婚相談所での婚活に興味を持ち、オーネットに入会した。晃さんが32歳の時だった。
ワーキングホリデーの制度を利用して2023年7月までニュージーランドに滞在していた由希さん。3年間の海外生活を終えて帰国したタイミングで、改めて今後の人生について考えた。日本でこの先暮らしていこうと決意し、それなら結婚したい! という結論に至った。周りに結婚相談所を利用していた人はいなかったが、結婚相談所で出会って結婚した女性の姿をYouTubeで目にして興味を持ち、オーネットに入会した。
掲載されているお名前はいずれも仮名、年齢は取材時点のもの、都道府県名はオーネットに在籍されていた時の居住地です
入会したからには結果を出したい、と思っていた由希さん。「まずは会おう!」と、入会と同時にたくさんの方とお話し掲示板を開設してお話しし、毎週末に初顔合わせの予定を詰め込んでいった。そんな週末を繰り返しながら、ふと「今日もお会いした人はいい人だった、会話も楽しかった、あれ? これでいいんだっけ?」と不安に思った。その時、会うことで精一杯だったことや、自分のお相手探しの基準が明確でないことに気が付いたのだった。
これではいけないと感じた由希さん。毎回お相手と会った後には、冷静に振り返って考える時間をとり、自分のお相手探しの基準や感じたことなどを整理していくようにした。
自分の基準に確信が持てなかった時にはアドバイザーに「こういう風な状況で、こういう理由でこう思って、こう判断したのですが、間違っていませんか?」と相談するようにした。
「特にスケジュールがタイトで疲れてしまっている時には、自分の判断や考え方などが偏ってしまっていないかが不安だったので、経験豊富なアドバイザーさんの意見を聞きたかったんです」と由希さん。
相談する度にアドバイザーが「間違ってないよ!」と背中を押してくれたことで、しっかりと自信をもって進んでいけたという。
一方、由希さんの半年前に入会し精力的に活動を続けていた晃さんは、お相手と2~3回お会いしたところでお断りされてしまい、なかなか先に進めないことに悩んでいた。そんな辛い状況はしばらく続いたが「活動をやめても何もいいことはない」と自分を奮い立たせ、断られた理由を自分なりに分析することで、改善できそうなところは改善していった。どうしても落ち込んでしまったときはアドバイザーに相談したり、店舗でのイベントに参加したりして、とにかく止まらずに進もう! と、前向きに活動を続けていた。
ふたりの出会いは2024年1月。晃さんが写真検索経由で由希さんに「お話しましょう」申し込みを送った。その晃さんの飾らない“フルスマイル”のプロフィール写真を見て、「なんか良い人そう!」と直感的に感じた由希さんがOKして「お話し掲示板」が開設された。たまたま、由希さんがお付き合いしていた方とお別れして、活動を再開したタイミングだった。ふたりはすぐに意気投合し、掲示板で次の週末に会う約束をした。
「私が、あまり長く掲示板でやりとりするのが得意ではないので、いいタイミングですぐ誘ってくれて波長が合うなと感じました」と由希さんは言う。
初顔合わせは、三重に住む晃さんが、由希さんの住む名古屋まで2時間ほどかけて高速バスで向かった。
由希さんの第一印象について「写真よりキレイだな……と思いました(笑)。そして、3年間の留学経験や交友関係などについて伺い、尊敬するところが多くとても自立している人だな、と感じました」と晃さん。
由希さんも、初めて会った晃さんに対して、プロフィール写真の“フルスマイル”を裏切らない誠実な印象を持った。
「話すことに共感してくれるというか、1回受け止めてくれるので、会話していてすごく心地いい人だなっていうのを感じたんです。(晃さんは事前に掲示板で)会話やコミュニケーションが苦手だと言っていたので、苦手だっていう自覚がある分、意識してそういう雰囲気づくりをしてくれているんだなとも感じて、そんなところもいいな、と思いました」と由希さん。
普段は初顔合わせでのLINE交換はお断りしてきたという由希さんだったが、晃さんのLINE交換の提案にはすんなり応じられたという。
初顔合わせの翌週末、タイミングよく東京出張の予定があった晃さんが、帰りは名古屋で途中下車をする形で、2回目のランチデートが決まった。会う予定が決まっていたので、お土産を買って行ったという晃さん。偶然にも、そのお土産は由希さんがお気に入りのクッキーだった。
「お土産を買ってきてくれただけで、うれしかったんですが、それが私の大好きなブランドのクッキーだったんです。しかも、私が好きな味のチョイスで、とてもうれしくて。いつもは箱とか捨てちゃうんですが、今もそのパッケージは取っておいています!」と由希さん。お土産効果もあり、2回目のランチデートも大いに盛り上がった。
3回目のデートは、2024年2月。晃さんが由希さんを伊勢神宮に誘った。晃さんには伝えていなかったが、由希さんは同じ週に家族で行く予定だった伊勢神宮がキャンセルになってしまい、残念に思っていた。そんなグッドタイミングな誘いに、由希さんは二つ返事でOKをした。
「お守りも返したいし、ちょうど行きたかったんです。本当にタイミングが合う人だな……と感じました」と由希さん。
当日は、四日市の駅で集合し、そのまま晃さんの運転で伊勢神宮に向かった。ふたりでお参りを済ませ、その後は参道周辺のお店で食べ歩きをして、晃さんが予約をしておいた「てこね寿司」のお店でランチをした。食べるのが好きなふたりは、「あれ食べたいね、これ食べたいね」と自然と会話も盛り上がった。
晃さんは、食の好みも合い、話も弾んで会話が途切れることがない由希さんと過ごす時間に、心地よさを感じた。この日1日のデートを通して、晃さんの由希さんへの思いは確信へと変わった。
夕方、晃さんは、四日市の駅に由希さんを送っていく車の中で勇気を出して「好きです、付き合ってください」とストレートに思いを伝えた。由希さんの乗る電車の時間が迫る中での告白だった。
その告白の時の心境について由希さんは、「え? もう? と思ってしまいました(笑)。伊勢神宮に行きたかったので純粋にその日は楽しんでしまって、今日告白されたらなんて答えようという所まで考えが及んでいなかったんです」とその時の心境を振り返る。
当時の由希さんは、晃さんに対して好感を持っていることは確かだけれど、まだ晃さんへの恋愛感情に確信はない。見切り発車のまま付き合ってしまい、違った! となって晃さんを傷つけてしまうのではないか……という不安があり、即答できなかったという。一度持ち帰って考えるという選択肢もあったがそれをせず、あえて正直に晃さんに対する今の気持ちや付き合って結婚するにあたり不安に思っていることなどについて、晃さんにその場で投げかけてみた。
晃さんは、由希さんの問いかけに対して真剣に考えつつ、冷静に正直に自分なりの考えを話してくれたという。その晃さんの“一緒に考えてくれる姿勢”や“返してくれる一つひとつの言葉”に由希さんはとても安心できた。
「俺についてこい! みたいな感じではないんですが、信頼できるちょうどいい回答をくれたんです」と由希さん。ふたりはその日のうちに「付き合う」という結論を出し、由希さんは走って予定の電車に飛び乗りぎりぎり間に合った。
2024年3月 指輪デビュー
付き合ってはじめてのデートの行先はアウトレットだった。週末で混雑する中、ふたりの物理的な距離も近づいていった。買い物をした後、アイス屋さんで一息ついていたふたり。ふと目をやった視線の先には、混雑した狭い店内でアイスを持って通路を通れず困っている女の子がいた。その様子に気が付いた晃さんは、即座にテーブルを動かして通してあげた。由希さんは、そんな晃さんのとっさの行動をみて「自分に対しての優しさではなく、他の人への気遣いが自然にできることも、その余裕を心に持てていることも、すてきだな……と感じました」と話す。この1日のデートを通して、由希さんの中で晃さんへの気持ちが加速していった。
その後も毎週のように会い、仲を深めていったふたり。併せて将来の話についても、段取りよく決めていった。2月中には結婚指輪を購入、3月には成婚退会をして両親への挨拶も済ませ、入籍する日取りも由希さんが好きだという5月に決めた。由希さんが仕事を辞めて三重に引っ越す手配などの手続きが進んでいく中、たったひとつ抜けていたことが「プロポーズ」だった。
プロポーズをしていないまま、既に結婚指輪を付けていたふたり。そのことが気になっていた晃さんは、以前に由希さんが話していた理想とするシチュエーションでプロポーズを入籍日前に実行した。
「夕日が見える海に行って、ストレートに『結婚してください』と言いました」と晃さん。なんとか最後に残ったミッションも滑り込みでクリアした。
出会いからわずか3カ月で成婚退会に進んだふたり。ゆったりと穏やかに話す口調とは対照的に、出会いから成婚までのスピードストーリーから感じ取ることができる行動力こそが、たくさんの“偶然”を“運命”に変えたのだろう。こんなに息の合うふたりなら、この先どんなこともしっかり話し合い、一緒に乗り越えていくステキな家庭を築いていけるはずだ。
2024年6月 ニュージーランドでのフォトウエディング
由希さんは、真っ直ぐで、ご自身のお考えをしっかり持っている会員さまでした。運命の彼に会ってからは、早めにご自身のお仕事の事なども絡めて具体的な未来のお話をして、“見えてきた未来が一緒”と感じた彼とご成婚退会となりました。ご自身の直感を信じ、時間を無駄にしないスピード感で進めていかれたところが、早期のご成婚退会につながったのだと思います。
そんなお考えのしっかりされている由希さんですが、お相手選びの基準に迷われた時には私にSOSを出してくださいました。①「次も会いたい、また会いたい」の気持ちが持てる人、②あなたを大切にしてくれる人、が選ぶポイントです、そんなアドバイスをいたしました。素直なお人柄ですから、それをちゃんと羅針盤にして活動いただいたのだと思います。
ご成婚の際には、自信を持った声で「彼について行きます」とハッキリおっしゃったご様子から、ご自身にぴったりの運命のお相手を見つけられたのだなとうれしく思いました。
婚活は辛い時もあるかもしれません。でも、運命のお相手に出会ったら必ずトントンと進みます。運命の出会いはあると信じて活動される方には、きっと幸せなゴールが待っています。
(名古屋店アドバイザー)
記事内には取材カップルからご提供いただいた写真が含まれています。また、コメントを掲載しているアドバイザーの所属店舗は会員さまの活動当時のものです
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